ヘッダー

人を紹介する・引き合わせるビジネス英語

ビジネス英語で人を紹介する、引き合わせるときのポイントは「誰から紹介するか」ということです。お客様や目上の人など立てるべき人に対して「こちらがAさんです」というように先に紹介します。具体的な方法としては、立てるべき人に「課長」などと声をかけます。その後、「こちらがAさんです」というように紹介します。そして、それに続いて「Aさん、こちらが課長です」という流れになります。また、男性と女性がいて二人とも地位に差がないと場合、先に女性に声をかけて男性を紹介します。年配者と年少者の場合は、先に年配者に声をかけて年少者を紹介します。

オプトインバナー

introduce(紹介する)の正しい使い方

I'd like to introduce Mr. Suzuki to you.

鈴木さんをあなたに紹介します。

解説
上の例文のように「introduce A to B」で「AをBに紹介する」という意味になります。

 

また、「誰に」という部分を省略し、以下のように使うこともできます。「introduce A to B」で「AをBに紹介する」という意味として正確に使うことに不安があるうちは、この表現を使うことをおすすめします。

 

I introduce Mr. Suzuki.

鈴木さんを紹介します。

人を紹介する、引き合わせるフレーズ

I'd like to introduce Mr. Suzuki from ABC Corporation.

ABC社の鈴木さんを紹介します。

解説
「I'd like to ~」で「~したい」という意味になります。これと同じ意味の表現で「I want to ~」というものがありますが、ビジネスのシーンでは「I'd like to ~」を使います。理由としては、「I'd like to ~」には丁寧なニュアンスがあるが、「I want to ~」には丁寧なニュアンスがないからです。言うなれば、「I'd like to ~」が敬語というわけです。

I'd like to introduce Our director, Ichiro Suzuki.

取締役の鈴木一郎を紹介します。

解説
「役職名, 人物名」という形にすることで、その人物の名前と役職名を伝えることができます。

I'd like to introduce someone who is joining us starting today.

今日から参加することになった人を紹介します。

I'd like to introduce you to the sales department.

あなたを営業部に紹介します。

I'd like to introduce you to the person in charge of this project.

あなたを当プロジェクトの責任者に紹介します。

解説
「in charge of~」で「~の責任者」という意味です。

Let me introduce you to Mr. Kimura.

あなたを木村さんに紹介させてください。

解説
「Let me ~」で「~させてください」という意味です。

This is Mr. Suzuki from ABC Corporation.

こちらがABC社の鈴木さんです。

解説
「This is 紹介したい人」というこのフレーズも本当によく使います。まずは目上の人に対して、「Mr.Yamada, this is Mr.Suzuki.」というように名前を呼びかけてからこのフレーズを用いて人を紹介します。

Mr. Yamada, this is Mr. Suzuki. Mr. Suzuki, this is Mr. Yamada.

山田さん、こちらが鈴木さんです。鈴木さん、こちらが山田さんです。

解説
これは双方を紹介し合う、便利で簡単なフレーズです。

There's someone I'd like you to meet.

あなたに紹介したい人がいます。

解説
この例文では「meet」という単語を用いていますが、「meet」の意味は「~に会う」です。よって「~に会ってほしい」=「~を紹介したい」という意味から、「meet」という単語も人を紹介するときによく使われます。また、「meet」と同じような意味の「see」という単語もあります。「see」の意味も「~会う」ですが、そのニュアンスは「チラっと会う」というイメージです。それに対し「meet」のニュアンスは「知り合いになる、紹介されて会う」であり、自己紹介においては「meet」を使うことが適切です。

I'd like you to meet Mr. Suzuki in sales.

営業部の鈴木さんを紹介します。

人を紹介する、引き合わせるときに付け加えるフレーズ

「こちらは鈴木さんです」とただ紹介するだけでなく、それに付け加えて使えるフレーズも紹介しておきます。

 

Mr. Suzuki has been a valuable partner for many years.

鈴木さんは長年の大切なパートナーです。

Mr. Suzuki has been very instrumental over the years.

鈴木さんは長年に渡ってお世話になっています。

解説
「instrumental」は「助けになる」という意味であり、上記の日本語訳のように「お世話になっています」という意味として考えることが自然です。

Mr. Suzuki has provided us with a lot of support.

鈴木さんにはよく助けてもらっています。

Please help him get comfortable.

彼にいろいろと教えてあげてください。

解説
直訳すれば「彼が居心地が良くなるように手伝ってください」ですが、つまりは「いろいろ教えてあげて、早く職場に慣れるようにしてあげてください」ということであり、「いろいろ教えてあげてください」という意味となります。

I'm glad to introduce you to each other.

二人を紹介できてうれしく思います。

I'm glad we had this opportunity to introduce you.

この機会に紹介できてよかったです。

Our manager wants to meet you.

課長も会いたがっています。

オプトインバナー