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出張・来客に関するビジネス英語

海外への出張で避けて通れないのが、ホテルの予約。ホテルの予約をするときには、自分の条件や希望をきちんと伝えるための英語表現を知っておく必要があります。また、海外からの来客を迎えるときなどは、相手の緊張をほぐすような会話が求められます。このように考えると、少し大変そうに思えるかもしれませんが、これらのシーンでも決まった表現が多いので、それらを覚えておくととても便利です。ここでは、「①出張時の手配」、「②来客を出迎える」、「③来客を見送る」の3つに分けて解説します。

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出張時の手配

出張に当たって、宿泊先の予約するときには、以下のような表現が使われます。

 

I’d like to reserve a single room from June 1st to 5th.

6月1日から5日までシングルルームを予約したいのですが。

Are there any non-smoking rooms at your hotel?

そちらのホテルには、禁煙ルームはありますか?

解説
「I’d like to~」は、「~したい」という意味ですが、「I want to~」より丁寧な表現です。「reserve」は「予約する」という意味です。「make a reservation」とも言います。

 

また、「book」でも同様の意味を表すことができます。これは、昔のホテルの予約台帳が本のような形状だったことに由来しています。いわゆる「二重予約」は、日本でも「ダブルブッキング(double booking)」と言いますよね。

 

余談ですが、予約台帳だけではなく、「帳簿」も「book」と言います。ですから、「簿記」は「book-keeping」と呼ばれているのです。

 

なお、「reserve」や「book」は、ホテルだけではなく、レストランや列車の座席を事前に確保する場合にも使えます。

 

「何日から何日まで」と宿泊する日にちを伝えるときは、「from~to~」を使います。

 

ホテルの部屋の種類は、日本のホテルとほぼ同じで「single room(シングルルーム)」「double room(ダブルルーム)」「twin room(ツインルーム)」などがあります。ただし、海外ではセミダブルルームに当たる英語はありません。

 

「are there~」で、「~はありますか?」という意味です。「non-smoking room」は「禁煙ルーム」のことです。禁煙ルームを希望している場合は、次のように伝えることもできます。

 

I would like a non-smoking room.

禁煙ルームを希望しています。

逆に喫煙ルームを希望している場合は、次のように伝えましょう。

 

I would like a smoking room.

喫煙できる部屋を希望しています。

なお、「~のホテルで」という場合の前置詞は、「at~」ですので、ぜひ覚えておきましょう。

 

念のために付け加えますが、ホテルのフロントは、「front」ではありません。「front」は「正面の入口」という意味です。日本語で言うフロントは、正しくは「front desk」ですので、和製英語に惑わされないよう、くれぐれも注意してくださいね。

 

希望していた部屋がない場合には、以下のような表現が使われます。

 

I’m sorry, but single rooms are fully reserved.

(申し訳ございませんが、シングルルームは満室となっています。)

I see. Do you have any other room available?

(わかりました。ほかに部屋はありますか?)

How about a double room?

(ダブルルームはいかがでしょうか?)

What are the charges of double room per night?

(ダブルルームは一泊いくらですか?)

It’s 110 dollars per night.

(1泊110ドルです。)

Alright. I will reserve a double room.

(わかりました。ダブルルームを予約します。)

解説
「fully」は「完全に・十分に」という意味です。「be fully reserved」は、直訳すると「完全に予約されている」となり、いわゆる「満室」であることを示しています。

 

次の表現は、どれも満室であることを示しています。

 

All the single rooms are already taken.

シングルルームは、すでに満室です。

Rooms are fully booked.

満室です。

I’m sorry, but we have no vacancies at the moment.

申し訳ございませんが、ただいま満室です。

「available」は、「利用できる」「入手できる」などの意味です。

 

「What are the charges of~?「は、「~はいくらですか?」と値段を尋ねる表現です。「charge」は、「義務」「責任」など数多くの意味で使われます。ここでは「料金」という意味です。

 

なお、「charge」には、「充電する」という意味もあります。

 

I’d like to charge my smartphone…

スマートフォンに充電したいのですが・・・。

「per night」は、直訳すると「一晩ごとに」ですが、ここではホテルの宿泊の話題ですので「1泊当たり」という意味です。

 

ホテルに希望の部屋がなく、予約をしない場合は、次のように表現できます。

 

Thank you. I will try to reserve another hotel.

ありがとうございます。ほかのホテルを当たってみます。

Well, I will think about it a little and I will call you back.

えーと、少し考えてから折り返し電話します。

解説
「try to~」は「~を試みる」という意味です。例文では、他のホテルの予約を試みる、ということを伝えています。

 

なお、「tried to」と過去形の場合には、「やってみたが、ダメだった」というニュアンスになりますので、注意しましょう。

 

I tried to reserve a single room.

シングルルームを取ろうとしたのですが、、、(結局、取れませんでした)

「think about~」で「~について考える・検討する」という意味です。「consider」にも同様の意味があります。

来客の出迎え

空港まで来客を迎えに行くときには、次のような会話がよく交わされます。

 

Could you meet me at the airport?

(空港まで迎えに来ていただけますか?)

Sure. I’m waiting at the arrival gate.

(もちろん。到着口でお待ちしています。)

Thank you. I’ll send you my flight detail by email.

(ありがとうございます。フライトの詳しい内容をメールします。)

解説
「meet」は「会う」という意味ですが、「出迎える」という意味で使うこともあります。車で迎えに行く場合は「pick up」が使われます。

 

Can you pick up me at the station?

その駅まで迎えに来てくれますか?

「wait」は「待つ」です。「~を待つ」と言うときには、「wait for~」が使われます。

 

I will wait for you at Tokyo station.

東京駅でお待ちします。

「arrival gate」は「到着口(ゲート)」のことです。なお、「搭乗口(ゲート)」は、「boarding gate」と言うので、併せて覚えておきましょう。

 

「detail」は「詳細」という意味です。例えば「支払い明細」は「payment detail」と言います。また、詳細を教えてほしいときには、次のように表現できます。

 

I’d like to know about that in more detail.

それについてもう少し詳しく知りたいです。

「in detail」は、「詳しく」「詳細に」という意味です。

 

空港で来客を出迎えたときは、まず、フライトの話になることが多いです。

 

Thank you for coming to meet me.

(お迎えありがとうございます。)

Hello. How was your flight?

(こんにちは。フライトはいかがでしたか?)

It was very comfortable.

(とても快適でした。)

解説
「come to meet ~」で「~を迎えに来る」という意味です。「迎えに行く」場合は、「come」を「go」に置き換えて、「I’m going to meet you.」などと言うことができます。逆に、「~を見送る」と言いたい場合には、「see~off」を使うとよいでしょう。

 

「how was~」は「~はいかがですか?」と相手に何かの感想や状況を尋ねるときなどに使われます。他にフライトの感想を尋ねるには以下のような表現が使えます。

 

How was the flight?

フライトはいかがでしたか?

Did you have a good flight?

フライトは楽しめましたか?

How long was the flight time?

飛行時間はどれくらいでしたか?

「comfortable」は、「快適な」という意味です。例文の「It was」の後の部分を変化させることで、様々な感想を述べることができます。

 

It was great./ It was nice. /It was wonderful.

よかったです。

It was not good.

良くなかったです。

I was terrible/It was awful.

酷いものでした。

飛行機が揺れたときは、次のように表現できます。

 

The plane shook a lot because of turbulence.

乱気流で結構、飛行機が揺れました。

「turbulence」は「大荒れ」「動乱」などの意味ですが、ここでは「乱気流」を指しています。また、乱気流は「エアポケット」と言うこともあります。エアポケットに入ったことを言いたい場合は、次のように表現できます。

 

We hit some air pockets.

何度かエアポケットに入ってしまいました。

なお、乗り物が揺れて乗り物酔いをした場合は「I got motion sickness.」と言います。「motion sickness」が「乗り物酔い」という意味です。ちなみに「船酔い」は「seasick」または「seasickness」と言います。

 

簡単な会話の後は、目的地などの説明をします。

 

We have reserved a hotel close to our office for you.

当社のほうでオフィスの近くのホテルを予約しています。

I’ll take you to your hotel.

ホテルまでお連れしますね。

We have a car waiting outside. Please follow me.

外に車を待たせています。私についてきてください。

解説
「close」は、店舗や窓を「閉める」という意味でよく使われます。ただし、「close to~」は「~の近くに、近接して」などの意味です。場所だけでなく、人と親しい間柄である(intimate)ことを表現することもできます。

 

He is close to his children.

彼は子どもたちと仲が良い。

「take+人+to~」で「人を~に連れていく」という意味になります。滞在予定のホテルに連れていく旨を伝える場合は、次のように表現できます。

 

I will take you to the hotel where you will stay.

ご滞在予定のホテルにお連れします。

「have+目的語+~」は、「目的語に~させる」という意味です。「車(a car)」を主語にして、次のようにも表現できます。

 

The car is waiting outside.

車が外で待っています(車を外に待たせています)。


来客を見送る

来客を見送るときの表現をご紹介します。

 

How was your stay in Tokyo?

東京での滞在は、いかがでしたか?

It was a pleasure to work with you.

一緒に仕事できてうれしかったです。

I’m sorry to leave you.

名残惜しいですね。

I’ll send you an e-mail.

またメールします。

Please keep in touch.

連絡くださいね。

解説
先ほども述べたように、「~を見送る」と言いたい場合には、次のように「see~off」を使います。

 

I’ll see you off.

私がお見送りします。

「how was~」は、「~はいかがですか?」という意味です。「how about~」でも、同様の意味を表すことができます。「stay」は「滞在」のことです。

 

他に、感想を尋ねる場合、以下のような表現があります。

 

How do you like Japanese food?

日本食はいかがですか?

How do you find the weather in Japan?

日本の気候はいかがですか?

また、「how is(was)」や「how do you like」などの他にも「what」を使った表現もあります。

 

What do you think of the weather here?

こちらの気候はどう思われますか?

「It is a pleasure to~」で「~して楽しい・光栄だ」という意味です。ここでは、「it was…」と過去形のbe動詞を使っていますので「楽しかった」とこれまでのことを振り返るような表現になっています。

 

「I’m sorry to leave you.」は直訳すると「あなたのもとを去るのが残念だ」となり、「名残惜しい」ことを表しています。

 

「keep in touch」は「連絡する・連絡を取り合う」という意味です。連絡する相手を明確にするときは、「keep in touch with~」と言うこともできます。

 

I’ll keep in touch with my friend.

友人に連絡します。

この表現には、「連絡を取り合う状態を続ける」というニュアンスが込められています。

 

相手の帰路を気づかう表現は、以下のとおりです。

 

Have a safe trip back home.

気を付けてお帰りください。

Take care.

お気をつけて。

解説
「safe trip」は、「安全な旅」という意味です。「帰りの旅を楽しんでほしい」と言う場合は、「Have a good trip back home.」と言っても良いでしょう。

 

「Take care.(お気をつけて)」は、別れ際によく使われる表現です。

 

なお、もう少し踏み込んで、「お体を大切にお過ごしください」と言いたい場合には、次の表現を使うとよいでしょう。

 

Take care of yourself.

お体を大切に。

また、とても親しい間柄の人と別れる際には、次の表現が使われることもあります。

 

I’ll miss you.

寂しくなります。

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